スペースオプティクス

先端技術センターは,国立天文台内のプロジェクト室および宇宙科学研究所(ISAS/JAXA)と共同で,さまざまなスペースミッション用の機器を開発しています.本センターにおける宇宙用機器開発のユニークな点は,地上観測装置の開発技術を生かしてスペース観測用装置を開発する取り組み,すなわち,地上で適用され成熟した技術を既にある宇宙技術との組み合わせを経て宇宙で使える技術に発展させることです.過去のスペースミッションには,三菱電機(株)と共同で開発された「ひので」衛星の可視光望遠鏡,「ひので」衛星X線望遠鏡のX線CCDカメラ,観測ロケット搭載用の太陽観測望遠鏡,そして気球搭載用の太陽観測装置があります.現在はNASAや他の機関と共同で,太陽の彩層磁場を検出する観測ロケット計画CLASPを進めています.今後は,LiteBIRD,SOLOR-C,そしてWISHといった衛星計画に協力してゆきます.

コンポーネント試験と機器較正

技術実証のためのエンジニアリングモデルや飛翔用機器は先端技術センターで組み上げられ,センター内の施設を使用して動作環境条件下で機器の試験や較正が実施されます.

真空紫外線領域で動作する偏光素子や半波長板の開発 真空紫外線領域用の回折格子の開発

飛翔条件にかなう光学マウント
 

WISH : Wide-field Imaging Surveyor for High-Redshift

真空環境,‐170℃の温度条件下で行われたWISHフィルター交換機構の耐久試験 WISHフィルター交換機構
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