KAGRA "大型低温重力波望遠鏡"

重力波の史上初検出を目指して

KAGRA(別名LCGT、 Large-scale Cryogenic Gravitational-wave Telescope)は、日本で進められている世界最大規模のレーザー干渉計型重力波望遠鏡プロジェクトです。このプロジェクトでは新たな天文学の分野「重力波天文学」が創生されると期待されています。KAGRA は、東京大学宇宙線研究所(ICRR)を中心に、高エネルギー加速器研究機構(KEK)および国立天文台が主要な協力機関として参加しています。建設地は岐阜県の神岡鉱山の地下で、2012年4月から本格的な建設が始まりました。KAGRA の目標感度では、たとえば200Mpcを超えるブラックホールや連星中性子星の衝突合体を観測でき、年間で数イベント程度の重力波の検出が予想されています。

先端技術センターには、KAGRAの様々な光学系コンポーネントを開発することが期待されています。その他、国立天文台内の重力波プロジェクト推進室と協力して、将来の重力波望遠鏡の高性能化に向けた先端技術開発を行っています。

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